Endless SHOCK2/23昼

改めて思い出しメモ。

【一幕】
  • 何はなくとも、まずは座長の体重チェックから。 うん、ほ〜んの少し、びみょ〜に痩せた気がしなくもないけど、ほぼキープ。減ったとしても0.5〜1kgくらい? 18日の体調不良の影響かもな。 しかし、やつれてはいない。充実感に満ちたお顔は、壮絶にお美C! 全身から黄金色の強烈なオーラが出てる感じ。何度観ても、その神々しさに心底ほれぼれ。
  • 亮も超美ジュ。も〜〜可愛い。前回はちょっと寝不足みたいな熱っぽい瞳だったけど(これもこれで萌えだけど)、今回はスッキリ寝足りた感じで、元気一杯幸せそう。リカとも舞台の奥や脇で、なにかとアドリブっぽくイチャイチャしてて楽しそう。可愛いなあ。本当にこのカンパニーで仲間に囲まれて幸せなんだなあ、と見える。 ・・・なだけに、なごやかだったブロードウェイ散策の後、突然「うるせぇっ!!」ってキレるのは、私にとってはエ???なんだな。楽しいとこは楽しく見せても、もうちょっと影の、不満や焦りが募っている感じとか、浮き沈みが見えれば、後に繋がるんだけどな・・・。
  • ブロードウェイ散策でリカがリョウに楽しそうに対応してるのも、どうも一貫性が・・・。最初は光一一途でリョウには連れなくしてたのに、なーんだヨロシクやってんじゃん、みたいな。外見的に子供っぽいならそれなりに、子供らしい一途さを見せてくれればまだ納得もできるし、可愛げも生まれるものを。 彼女に関しては初回で私的に却下だったので、なるべく視界の外にしてた。しかし、コウイチやリョウと絡むとこではやはり目に入る。で、ふと見ると、大体ビックリしてるか怒ってるか目を見開いた笑顔の3パターンで、それも殆ど表情に差異が無いんだよなー。 最初、背が小さいのだけは長所かと思ったけど、あそこまで子供っぽいと、恋愛対象キャラではちょっとキモくなる(汗)事にも気づいた。幼女趣味の光一?みたいな(滝汗)。 何にしろ、申し訳ないけど今回のリカ役はやっぱり却下。
  • コウイチ、アキヤマ、リョウ3人でのステッキダンス。リョウが一人でステッキ落としちゃった。情けない苦笑でコウイチを見たら目が合って、コウイチにステッキで頭押さえられてた(笑)。千秋楽終了後の舞台に出てくるとこで、セリフとして「今日はステッキ落とした以外は・・・」なんてアドリブ入れて自己フォローの亮。おお、そんな技を身につけたのか!
  • 前回も思ったけど、ジャングルで光一の竹ロープフライング前、スモークたきすぎ! 貴重な素肌が見えねぇぇぇ。こちらとら1秒でも惜しいんだっ。
  • 殺陣は皆技量が上がって、ホントに凄い見せ場になったなー。こんなに長いチャンバラを飽きずにワクワクと見るのなんて初めてだ。 ま、去年のリョウの愛憎入り乱れた倒錯的ワクワク感とは比べられないけど・・・(どうしてもそれ抜きでいられない私)。


【二幕】
  • シェイクスピアも、本当に良くなった。コウイチの4役演じ分けはマジ凄い。地底からとどろく様な「ぜづぼうじてじねーーーーーい!!!」は、一度聞いたら病み付きになる恐ろしさ。あの美しい喉仏と美しい腹筋から、世にも恐ろしいこの声が出るのね・・・萌え。 
  • リョウのリチャードは、コウイチに刺された後、十字架みたいな形に持ち上げられて他の亡霊達(?)に運ばれるけど、コウイチの最後のショーでの剣ダンスのとこでは、その形でまた登場するんだよな。 あの姿、リョウの言うところの「暴走するコウイチの生贄」っぽくて、私的にかなり萌え。意味的にも色々考えると奥深そう。 
  • あの世から帰ってきたコウイチの一人芝居が好き。自分を抱きしめて、超低音の洋画吹き替え調で「・・・おい、やめろ・・・。ダメだって言ってるじゃないか。ダメだったら・・・」と延々。ちょっと吐息付きだったりして、これは聞き込むとかなりイイ(笑)。 今回はリカがなかなか声掛けなくて、コウイチは舞台袖まで行っちゃって「一体いつまで・・・(やらせるんだ?って感じ)」とか困ってた(笑)。
  • Why don't you dance with me〜罪の告白シーン。 コウイチの歌とダンスのめたくそなカッコ良さは、もはや揺るぎ無し。(いや、歌は少々?だったか・苦笑) そこでやっぱりリョウの表情が気になる私は、コウイチガン見を捨てて(!)リョウの表情チェック。・・・ふむふむ。だいぶイイぞ。コウイチが現れてからの、戸惑いや思い詰めたようなイラ付きがだいぶ分かりやすくなった。階段上がってからの告白は、ちょっとセリフが早口めで、怒鳴りが一本調子な印象はあったけど。・・・って、望むレベルが高すぎてゴメンなー。どうしても去年のリョウの亡霊がさ・・・。
  • 「好きな人に振り向いて貰えない気持ち、俺にはわかんだよ!」 階段の上で泣きじゃくりながら言う、このセリフ。 この前後もずーーーっと、リョウは遠いところを見つめながら言ってるんだなあと思って、双眼鏡で追っていったら、その先にはコウイチが居たわ・・・(汗)。 やっぱりこの場合の「振り向いてくれない好きな人」っていうのは、フツーにコウイチの事だろう。 いや別にホ*とかでなくて(それでもイイけど・笑)。 この時リカなんて見向きもしてないし。 そうそう、殺陣の時、姫(リカ)を目的みたいに奪っといて、姫がコウイチ見てもぞもぞしたら、いきなりいまいましそうに殴ってたな。去年はその後下唇突き出してしかめっ面で、嘲るみたいに物凄い憎々しげな顔してた(最高に萌えたわ・・・)。 リョウにとっては、コウイチにどう思われようとひたすら付いて行くだけで幸せというリカは、奇麗事にしか見えなかったんだろう。「自分の気持ちに嘘ついてんじゃねぇよ!」っていうのは、もっと素直になってコウイチに気持ちをぶつけろよ!私を振り向いてって言えよ!って意味でしょ? 自分はひねくれた方法で気持ちをぶつけてしまったんで、悲劇が起きてしまった訳だけど。
  • 泣き伏すリョウをコウイチが抱え起こして、慰め諭すシーン。 前回は光一の表情がよく見える左寄りの席だったけど、今回はその反対の右寄り。亮の表情が良く見えた。 抱え起こされて、光一が話す間、リョウは打ちひしがれて俯いたまま。 「もう自分を殻に閉じ込めるのはよせ」と光一に言われたところで、ようやく目を上げ光一を見て、その手を取る。 「なあコウイ・・・(!!)」。 その後は、絶妙な間で満場を引き付ける、リョウ怒涛の泣き名演。 コウイチの手の冷たさに驚いて一旦離れ、自分の罪の重さと哀しみにしゃくりあげて、それでもまた決意して戻って、「もう一度お前とステージに立たせてくれ」と懇願する。 コウイチの手を、拝むように両手でしっかり取って。ボロボロに泣き濡れて、必死のリョウが。まっすぐに熱い瞳を向けて。・・・これは・・・クるな〜〜〜〜。 こんなに熱い告白、毎日毎日続けられたら、アタマおかしくなりそう。 光一が自己解放して完全に役にのめりこんだという経験。それは、もちろん光一自身の内からのパワーによるものが大きいと思うけど、最後に被っていた薄皮一枚を強引に破ったのは、やっぱりリョウのコレではないかと、穿ってみたりする。 何にせよ、憑依まんせー。
  • 大桜。倒れたコウイチをリョウが抱え起こすシーン。これについては、去年さんっっっざん友のサイトで思いのたけを吐かせて貰ったんで、詳細は自分の脳内過去ログにしまっておく(笑)。 去年に勝るとも劣らず、このシーンは美しすぎる。この劇中で最も逃してはならないシーンと言っても過言ではない。休憩挟んで3時間にもなろうとする長丁場、二の腕がプルプルしだそうとも、目が乾燥してコンタクト張り付きそうになろうとも、ここで双眼鏡を取り落としてなるものか! 今回は右寄り席なんで、亮の表情をしっかり追う。コウイチが倒れる寸前、リョウは本当に自然に、ハッと気づいてコウイチを見て、倒れた途端にコウイチに駆け寄る。 コウイチを抱き起こして、コウイチはリョウの髪を撫で、うっすらと微笑んでこと切れる。この時のリョウは、胸に抱いたコウイチを見ながら、眉を寄せ、顔を紅潮させて、膨れ上がる感情に身を任せるように、コウイチの首に顔を埋めていた。今までコウイチの表情しか見えないところだったんで、リョウのこの表情が見られたのは大収穫。この繋がりで、その後亮は涙腺崩壊。おそらくコウイチが台上に昇っていってから、コウイチが歌い出し、そして自分も歌い出し・・・最期まで、涙をハラハラはらはらハラハラはらはら流しっぱなし。・・・なんて綺麗なんだろう・・・。 この1ヶ月で亮が流す涙は、本当に1リットルくらいになるのではないだろうか。