Endless SHOCK2/28夜(亮楽)

【席】

2階最後列中央寄り。当然距離はあるものの、思いのほか快適。舞台の奥行きが感じられ、床に当たる照明や全体の構成が美しく楽しめる。音も舞台際と比べて、音楽と声の音量が均一なので大変聞きやすい。上から見下ろす分、仕掛けが丸分かりなのはご愛嬌。最初から最後までガン観まくりで二の腕もやられるけど。


【光一】
  • 激痩せ継続。いや、さらに進行か。ジャングルのエロ度は急速低下。セメタリーはチ*ビ見え見えながらヤバイ雰囲気。やはりムンムン男香は期間限定であったか・・・。ま、いつもの事だ。むしろここまで良く保った。自分的にうまい日程で観れた事に感謝しよう。 
  • 噂に聞いていた通り、演技が本当に変わった。特にシェイクスピア。 ハム父、ハムレット、ロミオの演じ分けが際立つ。ハム父の亡霊はどんどんホラー化(やってて気持ちよくなってきてない?笑) ロミオの甘さ復活も嬉しい限り(今の光一が恋する少年に成りきれるとは・・・笑)。ハムレットもセリフの心情が通じるようになってきた。 
  • コウイチにしてもそう。今まで表面から作っていったコウイチの「型」を取っ払って、役の情感を優先に、内側から変化して自然になったという印象。「役になりきる」という魂の部分が一段階、大きく変わった気がする。これはやっぱり、私的には、亮のお手柄でもあると思う。光一の内部からのパワーの膨れ上がりを手助けしたのは、亮の熱演に触れた事も大きいと思う。もちろんカンパニー、お客さん含め全てのパワーの結集が生んだ変化だと思うけど、中でも私は敢えて、亮に特別に感謝を言いたい。
  • たまにはダメ出しも。「〜じゃないか!!」「〜しよう!!」など、コウイチが声を荒げて人に言い聞かせたりするところの言い方。語尾でシャウトする時に、腹筋で踏ん張る代わりに、腰を落としていちいち前のめりになり、肩で勢いをつけてシャウトしている。これが度々なのでちょっと気に障る。一瞬ターンがフラついた時もあったし、痩せてきた分、お腹のあたりとか色々、身体的にもツライのかもな。
  • 楽屋での言い合いシーンで、光一の右肩に目立つ赤アザ発見。階段落ちとかの時かなー。でもちょっとキスマークに見えたりもして、妄想掻き立てられる。



【亮】
  • 最初からちょっと熱っぽい瞳。・・・これは・・・昼の部ですでにタップリ泣いたか?そんなスッキリ感もあり。思い詰めて役にドップリというよりは、既にやりきり、最後に一つ一つ丁寧に追っているという感じ。
  • 亮楽だからって、今日は特別に亮だけ照明強め?と思うくらい、存在感が凄い。(欲目?) 本日のマイ双眼鏡は、亮にびったりロックオン。いつもは光一5〜7:亮3〜5の対比だったが、今日だけは思う存分亮中心で、最後に目に焼き付けた。今まで書きこぼしていた小さいネタも今日は書いておこう。
  • ビジュは今年は最初から最後まで言う事無し。ほんとぉーーーうに、可愛くもカッコよく美しく魅力的。表情がくるくる変わって、微妙な表情も分かりやすくて、いつまで見つめていても飽きない。
  • 最初の水色衣装は瑞々しくて可愛い!亮はカンパニーのマスコットちゃんって感じ?(笑) 翼はこれがもっとシックな青になってライバルっぽくなるんだよな。 
  • 「もうあんな劇場、売っちゃえばいいんだヨっ♪」 甘ったれた声で言う、この愛らしさに悶絶。
  • シルクハットをポコン!ってやるとこ、紙吹雪が口に入ったか、指を変にぶつけたかで、「あっ」って慌てて苦笑。可愛い。
  • AMERICAのダンスが好き。腰に両手あてて横にステップ踏んだり、ドレスのお姐さんと絡んだり、皆と揃ってあっち向いたりこっち向いたり、送る目線とか、全てが魅力的。間奏でMAと一緒に脇で踊って、区切りのとこで中央向いて、両手を前に振り出すやり方が、やんちゃっぽくて可愛い。
  • Step On The Earthのタップ。最初のキラキラジャケでのROCKなシャウトは亮ならでは。 そうだよ、亮は演技は良いけどダンスがまだまだなんて良く言われるけど、誰をも唸らせる歌という武器を持っているじゃないか! 亮の甘ったれた鼻声は、私にとっては1/fの揺らぎだ。
  • 次のアイリッシュタップ(なのか?)は、前回と同じ紺にピンクの線。去年は痩せてたせいかあんまりキマって見えなかったんだけど、今年は身体もしっかりしてるから身体にフィットしてる。タップも上達して足取り確か。ストイックな中に背徳の美的なものが香る、「陰影の深い」(byポポロ名言)亮の魅力を最大限に引き立てる衣装。大変にそそる。
  • スペインのミス。亮が一瞬出るシーンは、初見では分かりにくいタイミングなのに、周囲から一斉に双眼鏡が乱立。亮担は元より、この日入った光一ヲタの友も、今日は亮中心に観ると言っていた。満場から亮への熱い視線を感じて、こっちも燃える。
  • 神殿の白スーツに水色衣装も似合ってるわ〜。 関係ないけど私、ジップアップのブルゾンとかを脱ぐ時、ついつい「どーなってんだよ!セットが袖をふさいで出れなかっただろ!」って叫びたくてウズウズなる。だいぶ重症だ。
  • 殺陣とかBW散策の時とか、リカのエスコートの仕方が天然タラシ全開。正面至近距離に向き合って、相手を真っ直ぐ見つめながら、背中から肩に腕回してぐいっと抱き寄せるようにするんで、相手は一瞬抱きしめられる錯覚を起こすだろう。これはドキムネしない方がおかしい。
  • 殺陣は壮絶な気迫。今までで一番良かった。思い残す事が無いようにと、カンパニー一丸となって渾身の演技で亮を見送るという気合いに満ちていた。リョウとコウイチの情熱の交流が目に見えるようだった。 
  • 「亮」旗が奥のせり舞台から上がってくるとこ、ゾクゾクして大変ツボなんだけど、これ「亮」なんだな。パンフや雑誌では執拗に「リョウ」だけど、リョウはやっぱり「亮」なんだ。変なとこで嬉しい。 こうやって登場した後、目をカッと見開いて刀振り上げて、「コロセーーーー!!!」って雄たけぶのがたまらない。 大勢での激しい殺陣の中、ギラギラと輝くひときわ美しい獣が2頭。コウイチとリョウ。2人が互いに引き合い、離れてはぶつかり合いながら、互いから一時も目を離さない、この緊迫感。ぞくぞくぞくぞく{{{震}}}
  • 殺陣での名シーンは歌舞伎の見えのよう。動きを止めるその僅かな間が、観る者にエクスタシーを呼ぶ。コウイチとリョウが揃って舞台前方で敵に刀を突き立てるところ、旗が取り払われると同時に2人そろって仕掛けのやぐらの上に並び立つところ、刀を交えて睨み合うその目と目が、一瞬フリーズする瞬間。私にとって至福の時。
  • リョウの円月殺法みたいな構えが好き。まだちょっとヒョロいけど(笑)。(しつこいけど、去年はこのヒョロさに意義があり、最高だった)
  • ダンスバトル。「Why don't you dance with me」のリョウの歌声も大好き。歌詞も可愛い。可愛いって歌詞じゃないんだけど、亮が歌うとまた意味合いが、一生懸命に意地張ってかっこつけてるみたいで、可愛いんだ。(可愛いばっかり言ってるけど、ちゃんと男っぽくて力強かったりもするっていうのも分かってる。でもそれでいながらどこか可愛いのが、私にとって亮の魅力。)
  • 「コウイチの凄さは俺が一番わかってる!!」からは、最後の亮の独壇場。これ始まったら、ああもうこれで終わりなんだ・・・って淋しくなった。
  • 「好きな人が振り向いてくれない苦しさ、俺にはわかんだよ!」 今日はコウイチを見ながらは言っていなかった。ホントその日の気持ちのままに自然にやってるんだな。だからこそ、観る方としては、「今日の感情」を読もうと余計に深く探ってしまうんだ。
  • 「本当に成長したな。」 コウイチの言葉。これ、考えてみたら、去年の亮を評価する時に必ず言ってた言葉だな・・・
  • 最後のショーでの剣ダンス。この衣装も激しく好き。去年よりも断然にキマってる。(何度でも言うけど、去年は憔悴しきったヨレヨレな姿が、この役にハマリ過ぎだった) 剣さばきもホント上手くなったな〜。
  • 最大の見せ場、倒れたコウイチをリョウが抱き上げるシーン。今日はことのほか情熱的だった!! リョウの髪をうっすら撫でたコウイチの手が、リョウの手の上にポトリと落ち、いつもはその手ごとゆっくり抱きしめていたのに、今回は、その手を一度振り払って、想いが堰を切ったように激しくギュギュッっと抱きしめていた。・・・さすがリョウ。タイミングを逃さない、天性の勘どころというか。期待にたがわぬ・・・はぁ〜・・・〜3(恍惚)
  • CONTENUEでは、やはり涙は無し。そういえば去年もそうだったな。前楽くらいで十分に出し切って、楽では魂が浄化されたかの様なスッキリした感じだった。きちんとやるタイプなんだな〜。改めて亮の仕事ぶりに感心。最後だから涙まくりの亮も観たかったけどな。本人が満足ならそれが一番だ。 来年もしまた亮が出てくれるとしたら、その時こそは前楽も狙おう。


【カーテンコール:1回目】

全部で3回。去年の様なサプライズは無いものの、温かく感動的な個人楽。座長はじめ皆の温かい想いや言葉に亮はテレテレで、キョドって居心地悪そうだった。そこがたーまーらーなく可愛い。

  • 座長から「代役とは思えない」「役者として素晴らしいので安心しきっていた」「発見や驚きが沢山あった」とベタボメ。やっぱり亮は座長にも多大な影響を与えているぞ。もちろんカンパニーみんなにも。良い発火材料となって、みんなに刺激を与えたんだよ。素晴らしいよ、亮。 
  • 恒例化したスタオベだけど、今回は本当に満場が心から自然に立った感じ。というか、今日立たなくてどうする!と。ライブの時みたいなピュイ〜♪という口笛も鳴り響いた。この時の音楽がまだゾクゾクするんだよなー。2階も立てるようになって嬉しい。 


【カーテンコール:2回目】
  • これも全員で出たかな。光一に振られて亮が話し出すも、いきなりの関西弁トーンに場内笑い。するとすぐに「しゃべらん方がいいですね」とか話やめちゃうんだから。あんまりモタモタしてるんで、光一がコウイチみたいに「錦戸の千秋楽にカンパーーーイ!!」ってシャウト。去年同様、またも亮は困ってた(笑)。可愛い。 
  • 光一はそんな亮から引き出そうと色々振るんだけど、亮は話がどうもヘタなんで(笑)SHOCKの感想訊かれても、「あの、すごいおっきい・・・(もごもご)」くらいしか言えなくて、あとは早口で「アリガトゴザイマス!」「ガンバリマス!」とか。とっとと切り上げてあとは光一クンなんとかしてって感じ(笑)。ヲタが「りょーちゃんガンバレー」とか声かけると「ちょ、ちょっと黙っといて!」とか(笑)。 あでも、「去年出させて貰って、そっから凄い色んな事頑張ろうと思えた」とかパンフと同じ想いはちゃんと言ってた。でも喋り方が慌ててるんで、ちょっと聞きはウソくさくも聞こえるかも?ホントなんだけどね(笑)話し下手だと損だね(笑)。 
  • 翼も来て、「僕の代わりというより、錦戸のリョウをしっかりやった」と評価。おお、良いコメントだ。プレッシャーだろうけど、翼も期待してるから頑張っておくれよ。 光一は「翼は病院で『踊れますか?』って聞いたらしい」とか言って、場内大爆笑(光一ナイス!)。特にヨネが超ウケてた。2人の解釈の違いが楽しみとも言って、翼に期待を述べてた。
  • 光一が亮に「最後にシメて」と言ったら、亮は「イヨ〜ってやるんすか?」とマジボケ(笑)。ああ、可愛い。ならやろっか?と光一が乗って、亮の音頭で三三七拍子。「みなさんお手を拝借〜v」とか可愛く言ってた。も、ホント可愛い。
  • 光一は「錦戸は立派なカンパニーの一員。魂の込められたものを引き継いで頑張りたい」と。ああ、光一は亮の功績を本当に分かってくれている。良かったね、亮。



【カーテンコール:3回目】
  • カーテン上がったら亮が一人! 開き直りで平静装ってたけど、「光一クンじゃなくてすみません」とかピョコンとお辞儀して、すぐ袖の光一に助けを求める視線(笑)。
  • 見かねた光一とカンパニー一同が袖から出てきて、確か光一の音頭で亮を胴上げ。いつも胴上げされてビビる側の光一だけど、今回は逆。めっちゃ楽しそうに胴上げしてた。されてる亮も凄い笑顔。 あとで友達からネット流出してた裏写真見せて貰ったんだけど、ホント光一が中心になって直接胴上げしてたんだな。2階だったからそんなに良く見えなかったけど。光一を胴上げする時の秋山みたいに、光一は亮を凄い嬉しそうに胴上げしてた。ホントに可愛い弟を抱っこしてる感じ。角度によってチューしてるみたいに見える写真もあったり(笑)。 そうそう、劇中では抱きしめられるばっかりだったから、最後にちょっとだけお返しが出来て良かったね(笑)。
  • 最後だというのに、今ひとつちゃんと喋れてない感ありありの亮から、何とか話しを引き出そうとして、光一は頑張ってた。「お客さんもカンパニーもみんなが錦戸に“愛”というか・・・感じてる?」と。亮は声裏返しながら困り眉で「はい、ひしひしと」と即答。 ふはは、可愛い(笑)。あっさりして見えるけど、亮はちゃんと感じてるよね。皆には伝わってるかなあ。非ヲタには伝わりにくいかもな。
  • 楽屋ではパンイチでウロついている事を光一にバラされていた。「何か履こうぜ」「ハイ、ガンバリマス!」なんだか違う(笑)。即答すりゃいいってもんじゃないぞ(笑)。
  • 最後には、「忙しいだろうけど遊びに来るように」と、肩に手を置いて光一じきじきにお誘い。これはなかなか珍しいぞ。光栄だぞ。光一はちょっとテレ気味なよそゆき口調。後輩相手に照れるなよ(笑)。萌えたからいいけど(笑)。
  • 拍手と笑顔で閉幕。場内大満足にて終了。 亮は確実にSHOCKの歴史に名を残した。多大なる功績を上げたと言っていい。私的には、光一に革命を起こしたとまで言ってもいい。本当にお疲れ様。私は会えないだろうけど、3月にはきっと帝劇に来てね。時間無かったら楽屋だけでも。でもって、後でwebとか雑誌でレポっておくれでないかい? 息つく間もなく忙しいけど、次の仕事も期待してるよ! 亮、本当にほんとうにありがとう!




ふぅぅ。やっと亮楽吐けた。あとも溜まってるな。翼の3/2、雑誌もろもろ、順次吐いていきたい。