映画2本

GW家族サービス疲れのせいで、採点辛めかも。家族と一緒に観る映画ってちょっと選ぶわな〜。


■「プロデューサーズ」 4/30
評価:★★★☆☆

世間での評判も高いし、この手のはバッチリ私の好きパターンな筈なんだけどな〜。どこかが何かもうひとつ突き抜けない。伝説のカルトムービーになる要素はタップリなんだけど。
オープニングから10分くらいの流れが今いちテンポ悪く、ゴージャス期待でいた予想よりずっとB級だった事と、母親の隣で見る下ネタがキツかった事(苦笑)で、今ひとつ全開で楽しむ事ができなかった。・・・という、ほぼ自己都合により、惜しいところで一歩届かず3つ星評価にとどめとく。体調良い時に一人で観たら4つ星いっただろうな。
しかしながら思い返すだに、盛り込まれた禁断の風刺の数々はどれも高レベルだった。ゲイの演出家と内縁の助手、そのファミリーの館は、もう最高に笑った。ヒトラー狂の脚本家も初めて見る斬新なキャラ。彼の書いた「春の日のヒトラー」(笑)も、ショーはちょっとチープだったけど、内容には超ウケた。この辺はできれば一人でもう一度行ってじっくり見返したい。
デブのプロデューサーの芸達者ぶりはアカデミー賞もの。主人公のプロデューサー候補もかなりの芸達者と思うんだけど、どこか「芝居してます」風というか微妙にあざといところが鼻についてしまい、ノリ切れない原因になってしまったかも。恋愛相手になるフリーセックスの北欧女優ももうちょっと背が低ければ。
ところどころで惜しい映画だった。でも心には残ったわ。 




評価:★★☆☆☆

これぞファミリー揃って何の心配も無く観れるファンタジー。もろディズニー。結構いいトシながら純真なココロを持ち続けている妹なんかは「面白かった〜v」と喜んでいた。それにつられて母も「ね、面白かったね」と笑顔だった。私はと言えば、「そうだねー」とか相槌打ちながらも、どうしても「でもあの子役臭い演技とかさ〜、いかにもアメリカ臭い成長物語っていうかさ〜、女王役もどうも普通の一般女レベルというか〜」と毒を吐きたくなる斜め目線。汚れた大人だこと・・・。
てか、ほんともう疲れてるんだ。ずっと買い物やら掃除やら泊まりの世話やらにかまけて、頭痛と肩こりが最高潮。昼の中華バイキングで食べ過ぎて胃もたれしてたし。・・・映画の感想ちゃうやん(汗)。
まー家族サービスでなければ観ない映画とは言い切れるかな。こんな私もところどころウルっときたりはしたけども。第一章って事は続くのかな。次は・・・うーん、それよりも「ダ・ヴィンチ・コード」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」の続編とかの方がよっぽどいいな。同じお金出すなら、他にいくらでも良い美術展とかあるし。ま、小中学生の子供とかには観せたい映画とは言えるかも。