獣王星#6:白狼鬼 5/18

ついに青年トール、光一トール様のご登場!!! 階段から降りる足が見えて、横顔見えて、マントとって第一声まで、めっちゃドキドキして心拍数上がった。
マンガでキャーキャーものだった登場シーンだけに、それに比べてアニメはいきなしアッサリで、拍子抜け感は否めないけれども。ティズもマンガではかなり色っぽいイイ女に変身してるんだけど、あんまり少女期と印象変わらなかったな。壮大な話をこんだけ短い尺に縮めてるから無理無いけど、原作の少女漫画的な華やかさやドラマチックな味付けはスッパリ切られてる感じ。このシックで淡々としたテイストは、男や大人のアニメヲタとかにはかえってウケるのかな。少女漫画的耽美王子性にかけては、光一の右に出るものは無いと思っている私だけに、その辺はちょっと残念ではある。


肝心の光一声は、言われなければ光一って気づかない程、本当に自然。色んな人に「本当に初めて?」と訊かれたそうだけど、ほんとそう思う。全く危なげない。いや、サ行の発音でム?ってとこがちょいあったか(笑)。でも二枚目主人公らしいよく通る美声はさすが。トールだけに良くとーる・・・(シーン)。だてにSHOCKで鍛えてないよ〜ウチの王子は。


今回はサードとチェンを見守る流れが多かっただけに、結構冷静な声のトーンだったけど、本番はこれからだな。トールの感情があらわになっていくに従って、息を弾ませたり、憂えたり、またはちょっと照れたりしてる、昂ぶった光一声が聴けるかと思うと・・・(どきどき)。まずはとりあえず戦って頂かないと!「ふんおおーーー!」とか「ぬおぉぉぉ!」とか雄叫んで頂かないと(笑)。舌打ち交じりに「・・・くっ!」とかもアリ。
しかし、来週は早くもカリムが出てくるのか・・・あのシーンどーするのかな〜〜〜〜・・・・・。今までの淡々とした流れでは急にメロドラマ化はないだろうけど・・・まさかアレ無しとか?いや、あり得るかも(汗)。そんなのイヤーーー絶対やってーーー。でも、予告でティズに抱きつかれて困ってるとこはあったから、少なくともその辺の甘い声は聴けるのね・・・ああ・・・久しぶりだわ・・・光一のラブシーン・・・。声だけでも十分萌え。ってか、声だけだからかえって想像広がってエロい気も。

それにつけても、昨日観てわかった事。これからの獣王星は、見方を変えて最低3回は観なければいけない。
まず一回目は、これは光一が喋ってるとか何にも考えず、ただ無心にアニメとして物語を楽しむ。だって余りにも光一の声がトールに溶け込んでいて、意識しないと光一を割り出せないんだもん。だから気にしてると余計に光一を探しちゃって、リアルタイムで観た前半は気が散って全然話が入って来なかった。


二回目は、絵を観ながら、これを吹き替えしている現実の光一を想像して楽しむ。正統派ヲタ視点の楽しみ方。薄暗い録音スタジオで、アナザーヒーローの時みたいに、サラ髪でヘットフォンつけてる光一。鋭い目線で台本とモニターを交互に睨みながら、低音ヴォイスを吐息に乗せている姿。一緒に顔ゆがめたり力んだりしてるんだろうな・・・と想像するだに萌え。


三回目は、トールと光一を同一視して、光一がアニメの世界に入ってその人物になりきっていると想定して楽しむ。いわゆるパラレル的視点。これは高度なようで案外簡単。だってトール、光一とそっくりだもん! 横顔の彫りの深さとかアゴのラインとか、ガラス玉のような瞳とか。まんまだよ。衣装もコンやSHOCKで着てるのと大差ないし(笑)。嫌でも光一に見えてしまう。これこそが、一番このアニメに期待していた事。


こうなると、やっぱりリアルタイムでは難しいな。お気に入りシーンはやっぱりリピっちゃうだろうし、深夜に息を殺してヒーヒー言うのも大変だし、こんな事やってたら明け方になっちゃう。来週は録画でいこう。




さーて、ヲタの反応はもう十分想像つくとして、先週「トールが堂本光一?ハァ?」とけなしていたアニヲタブログを観に行こう〜っと(笑)。