滝つ'05魂 5/21-1部

Newsコンに巻き込んだ光一ヲタの友と。東スタお星様席より観覧(←参戦というよりは・・・笑)。
たっきーは、キラキラすべすべツルツルで、TVで観る通りに爽やかで可愛かった。コントっぽいダサいコケ方とかもホホエマ(笑)。
翼は、相変わらずダンスが上手くてシルエットが男前で、しかしずっと汗だく(笑)。喋りも基本は元来の朴訥キャラで可愛い。
ノリ的には、1部だったせいもあるのか、Newsコンに比べたらだいぶ落ち着いたノリ。2人は元気だけどガムシャラ感は特に無く、デビューGの余裕(?)なのか。観客は結構お姉様〜お姉様以上(笑)も多く、客席移動厨や絶叫厨などは見当たらない。
目に付く装飾的セットは、正面の映像パネルと、暗転した時にステージや外周の縁取りにイルミが光るだけ。映像パネルは殆ど見えない角度だった為、デビューGのコンにしてはかなりシンプルに感じたけど、正面から観るとそれなりにゴージャスだったのかな?Jr.の衣装は何となく凝ってたように見えた。あ、でも、風船が少し降ってきたり、大音響の火柱は何回も上がってたか。
たっきーのフライング義経はとても綺麗で衣装も可愛かったな。愛想曲で薔薇モチーフ付きのステッキを2人で投げるのがカッコよかった。中盤でスタンド1列にベタ付く形でたっきーがこっちにトロッコ移動してきて嬉しかったな。ずっと笑顔で延々手を差し出しててさすが国民的アイドル。 反対側の翼を見たら、何故かトロッコの上に仰向けに寝そべってたけど、あれは?(笑)スタ1列のファンはちゃんと顔見えたのかな?
滝つのシングル曲は覚えやすいので、耳慣れたメロディーが沢山。カラオケでも歌いやすそうだし、これを機にちゃんと覚えようかな。全体的に、往年のキンキコンを健康的に明るく楽しくした感じ・・・かな(・・・苦笑)。
個人的な都合と環境と感情の影響を抜きにすれば、とても素直に心地良く楽しめるコンだったと思う。


・・・さて、その個人的な色々というのは。
まず「都合」として、全くの自己責任なんだけど、夜に急遽改まった食事会が入ってしまい、アンコの途中で先抜けせねばならなかった事。後半は時計チラチラで集中力が少々分散してしまった。チケを取ってくれた同行の友にも申し訳ない気持ち。
「環境」として大変苦しく、集中力分散の大いなる一因だったのが、隣の見ず知らずの女の子。地方から遠征してきた熱いファンらしく、お星様席からも熱い声援を送り、一緒に歌い、手振りを頑張る姿は心から微笑ましく見ていて、隣の私も気持ちが盛り上がっていいなぁと思っていたのだが・・・。コンが進むにつれ異臭が・・・???(汗)どうやら発生源は彼女の足。そこから腐敗したチムチ納豆の様な、強烈な異臭が(涙)。・・・辛かった。本当に辛かった(泣)。風向きと彼女のテンションによって匂わない時もあるんだけど、匂う時はずーっと匂ってて、特にMCで座ったりして足との距離が近付くと、いよいよ強烈。途中から耐え切れずに、ミントのガムを2個噛んでハンカチを当ててマスク状態にし、度々外して様子を伺うというハメに。見たところ、普通のスウェードのベタ靴だったけど・・・。遠征の旅で蒸れたりしたんだろうか。隣の私が匂うくらいだから、本人もその友達も匂うと思うんだけど・・・。あの勢いだと彼女らは2部も観たんだろうけど、隣になった方はご愁傷さま(汗)。


そして最後に、究極の個人的感情。「感傷」というのが正しいか。
コンの所々で、目の前の光景と自分の経験した過去のキンキコンの記憶が重なりまくり、切ない感傷が何度も盛り上がって、非常に複雑な気持ちになった。正直、涙が何度もこみ上げてきて、途中鼻グスグスしてたくらい(苦笑)。とにかく至る所でキンキコンの幻影が重なってしまったのだ。
オープニングのっけから、「あっ、これは・・・」とフラッシュバック。いつかどこかで観たような・・・? 蒼く落とした照明の中で、白いフードで顔を隠したJr,達が幻想的にクルクルと舞う。期待に盛り上がる観客。ペンライトの海。2人はどこに・・・?息を潜めて待つ中、張り詰めた緊張が最高潮に達した時、ファンの待ちわびた2人が華々しく登場。嬌声に包まれる横アリ。
・・・・・キンキだよ・・・・・昔のキンキだ。 こんなだった。私もこんな風に、この会場にいるファン達のように、胸が痛い位ドキドキしながら2人を待って、2人の登場には、感動と興奮で震えてた。2人の並ぶ姿、重なるハーモニーとシルエットが大好きで。 掛け合う目線、醸し出す雰囲気に恍惚となって、幸福に満たされてた。「神が巡り合わせた運命の2人」(←イタタ)に一生付いて行く!!って誓ってた。・・・それがどうして・・・。
途中から、こんな気持ちでいては自分自身勿体無いし、彼らにもファンにも申し訳ないという気持ちで、手振りを一緒にやってみたり気分転換を図るも、ふと、2人の影絵シルエットがスクリーンに出たりすると、また、「ああ、キンキだ・・・!(涙)」と。 あの時キラめいていた2人を包む空気や会場の一体感がまざまざと蘇って、むせび泣きたいような感情が・・・。


元々、2人って時点で立ち位置やダンス構成も似てくるし、曲調も「硝子の少年」を代表とする哀愁歌謡曲路線という事でシンクロするんだな。長年キンキのバックも努めたたっきーがいるだけあって、コン構成もそうだけど(たっきーが作ってるの?)、ちらっとホモネタ?交えてみたりのMCとかにも、キンキの残した功罪(苦笑)が見え隠れしたり。


まーこれは、最初にも書いた通り、ひとえに「究極の個人的感傷」による感情の揺れなので、普通に真っ当な滝つファンからすれば迷惑千万な話だね。コンの中、いちいち勝手に他Gと重ね合わせてどんよりしてる異分子なんて、邪魔以外の何者でもない(苦笑)。いや、もちろんこれは時折うっかり覗いてしまった、私の秘めたる心の底の感情であって、大部分は無難に本来楽しむべき所は楽しめたと思う。生で観る事によって、滝つにはより好感を持ったし。今後も頼もしい後輩として、また光一とも色んなところで共演したりして欲しい。
特に思うのはたっきー。翼はSHOCKとかで一緒の所はよく観てるけど、たっきーとの共演が案外少ないので、TVでも舞台でも(!)何でもいいから、一度きちんと向き合った共演が観てみたい。互いに少なくとも好感持ってるように見えるし、リスペクトもあると思う。いつかどこかで実現してくれるといいな。