Endless SHOCK2/13夜

親切な友のお声掛けにより、2回目を観劇。 あれから4日しか経ってないのに、もう禁断症状出てた。「1回見て満足できる人になろう」なんてとんでもない話だったわ(苦笑)。 初見のドタバタから少しは落ち着いて観たつもりだけど、大まかな印象は初見通り。やはり初見で残念と感じたところはそのままだった。 しかし今回は、席が少し前に進んだせいなのか、迫り来る光一のフェロモンが・・・(汗)。友とツボを同じくして観れた相乗効果でもあるのか。やっぱり観劇後とかに感想を吐き合えるといいな。奇特な友に心から感謝します。

【席】

1階やや後方センター寄り。前回より断然近い。7倍の双眼鏡だと倍率高すぎに感じる。(でもガン観はやめられない・苦笑) 前の人の頭が微妙に邪魔だったけど、まあ許せる範囲。 角度的にも演者目線を勘違いできるあたりなんで、ここぞとばかり亮といっぱい見つめ合った(笑)。 光一とは何故か見つめ合えないんだよな〜。こっちに目向けてても全体を見渡してるのよねん。そんな孤高なとこにまたホレボレなんだけど。


【光一】

9日よりまた痩せた筈なんだけど、どうしてだろう。何だか前回より5割増しで男らしい座長オーラがみなぎっていて、久しぶりに光一のオスフェロモンに打ちのめされた感じ。ああもう、カッコイイよ、どうしよう・・・!

  • 屋上で皆と昔話してるとことかは、あのミョ〜な芝居クサさにちょっと笑っちゃうんだけどね〜。「ショーには厳しい人だったにょぅ」とか(笑)「夢中になって踊ったぁ〜あ」とか(笑)。(お、いきなりダメ出し?)
  • 皆でNYの芝居を観たり勉強してるとこでのダンスが、めっちゃ可愛い。ちょっと首を傾げて片足をミッキーマウスみたいにピョコンと伸ばす振り。みんなもやってるのかな? 迷彩のカーゴパンツが新鮮。いい感じにフィットしてるんで、引き締まったお尻と太ももが・・・(ヨダレ)。 最近痩せても、腕は元より、太ももの筋肉もしっかりと残って(余程使うんだな)、腰がどっしり据わってるので、弱々しく感じない。まさにオトナの男の身体になってきた。ふと、ヒガシと佇まいが被る時があるのはそのせいか? ここでは、NYのOL風のお姉さんと肩組んだり、おちゃめな笑顔がいっぱい。これが後々、仁王の様な憤怒の形相で太刀を振るう、世にも恐ろしいコウイチと同一人物とは、とても思えないわ(笑)。
  • World Adventure。いかにもブロードウェイ!って感じのキラキラショーが終わると、やおら照明が落ちて、不穏なスモークとBGMが流れ出す。この時キターーー!!とばかりに双眼鏡スタンバるのは私だけでは無い筈。 ダンサーさんが寄り集まって遮る、その隙間からチラチラ見えるコウイチが、薄暗がりの舞台のど真ん中で服を脱ぎ始めると、場内からお嬢様方の押し殺した熱い溜息が(空耳?)。ああ、綺麗な背中・・・汗に濡れたうなじがエロイ。広い肩幅・・・縋りつ(略)。 この時のダンサーさんって女性だよな?うらやま。目の前数センチに光一の裸体なんて=3=3=3 私だったらドサクサ紛れに鼻先くっつけるかも。
  • 「ジャングル」は、皆が代わる代わる出てくる前半が過ぎて、再び現れたコウイチが火の棍棒を振り回し始めてからが本番。 汗ばんだ喉元〜ヘソ下5cmまで、盛り上がる二の腕〜筋ばる手首まで拝める、エロセクシーな男祭りが始まる。 妖しい炎の棍棒を振り回しながら、力を込め火照った表情のコウイチが、舞台をドッスンドスンと踏み鳴らす。オラオラフェロモン担には至福のひと時。 喉元の、鎖骨の間に浮かぶ汗粒が、柔らかに輝いて綺麗。
  • 神殿での逆さ吊りロープぐるぐる。衣装が良くなった。二の腕に巻いたキラキラ付きの黒い紐がすごい効いてる。二の腕に紐を巻くこのスタイルは、「情熱」以来、光一の必勝パターン。
  • 殺陣も構成が良くなった。前回は、各々の芸が伴ってなかったし、構成が平板に感じられて、ただ長いチャンバラが続いて退屈に思えるとの声も多かった。 途中でリョウの鬼気迫る自暴自棄&狂気のニヤリ芸に気づいた私には、息を呑むオイシイシーンとなったけれども。 今回は私的リョウツボ無しでも、構成そのものが変化があって飽きない。 それに何と言っても、座長のド迫力が・・・!阿修羅なんてカワイイもんじゃない。あれは仁王だ。魔神だ。生はげだ(え)。とにかくコワイ。子供は絶対泣くって。でもオトナな私はウットリ恍惚・・・ス・テ・キ!!もっと脅して!!(光一にはドMな私)
  • 「セメタリー」の衣装。お袖ビラビラ担だった私は初見では悲しんだけど、諦めて改めて見ると、これはこれでなかなか・・・。背中に十字架、袖や襟にいっぱいのキラキラ。身体が痩せたせいか少しブカ付くけれども、そのせいで、深く開けた胸元から中が覗く覗く。さっき「ジャングル」で剥き出しを堪能した筈なのに、やっぱりこのチラリズムにも弱いわ。
  • 生歌は絶好調。 9日は多少フラつく事があったけど、今回はバッチリ。「ヘイリョウ〜♪」を生で聴けるなんて!もう、めっちゃカッコイイ。ダンスも最高。バックのMA(とM.A.D.?)との揃い方がたまらない。
  • はしごフライングは2階からも分かりやすいけど、真下からも緊迫感ありありでゾクゾクする。はしごからはしごへ移る時の、物凄い集中して張り詰めたお顔。・・・なんて気高いんだろう・・・なんて神聖なんだろう・・・! ああ、痛いとも。この光一の前では、私はいくらでも痛くなる。だって、これこそが、神に選ばれた魂を持つ者の顔だって、心から思えるんだもん。
  • 最後の挨拶が、もう本当にめっちゃくちゃ男前!神様座長様光一様。 MAん華鏡で「光一くんが今まで以上に座長モード」とか書いてたのはあっきーだっけ?その通り。 内容は何だったかな。当日のWSでも報じられた再演の報告と、新作も打合わせ中との事など。いつも通り、現状と楽までの精神をとつとつと語る。その語り口には、確かな手応えを感じ、迷いなく己の道を突き進んでいる男の、ひけらかさない素のままの自信が在った。 こんな人に付き従いたい。足元にひれ伏したい。そう思わせるオーラが光一からしんしんと発せられている。これが王子だと思う。
  • あまりに持ち上げっぱなしなので、何か違う事も書いておかなきゃ(汗)。えーと、太鼓芸は確かに上達はしてたけど、まだまだだった。テンポがブレたりするのはやっぱり気になる。あの腕がつりそうなフライングの直後になんでわざわざと思うんだけど。まあ、和太鼓、男くさくてイイけどね。私としては、来年は太鼓じゃなくて他の芸が観たいかな。
  • そうそう、脚本が良くなったとは言っても、やっぱり「?」なとことか、言葉や表現が稚拙だったり、気になるとことはいっぱいある。とりあえず、「人は〜。」とかいう妙な慣用化している言い回しは、ダサいのでやめて貰いたいというのが、昨日一緒だった友との一致した意見。
  • もういっこ。確かに光一は美しい時は壮絶に美しいけど、うっかりボサ髪でデコ張り付きアホ毛で、ミョ〜に青ヒゲな時も結構ある。ブサとしか思えない時だって、その顔はヤメとけと思う時だって、実はかなりある。上達したと言っても、歌なんてまーだまだだし。 でもね、美しい時の光一の真実を見てしまうと、あの美しさが精神の美しさと直結している事を知ってしまうと、そんな事どーーでも良くなってしまうんだな。やっぱり神が決めたもうた王子だと思う。(やっぱり痛いシメじゃった。。。)


【亮】

髪切った〜♪めっちゃステキ。痩せすぎてもいないし、ビジュアルは言う事なし! 周りはジャニだし、女性ダンサーとかも綺麗にお化粧してるけど、その中でも、どう観ても一番美しいのは亮。こんな可愛い子ちゃん見た事無いっていうくらい目立ってる。(と見えるは私の偏愛なだけ?) あ、光一は別枠という事で(笑)。色んな美が見れてホント私にはオイシすぎる舞台だわ。


前回残念だった部分を、今回は新しい気持ちでうっすら期待して観たけど、やっぱり初見での違和感はそのまんまだった。これは・・・もう私は諦めなきゃいけないのかな〜・・・寂しいな〜・・・。役の魅力としても、分かりやすさとしても、物語の整合性としても、前回の演じ方の方が絶対にイケてると思うんだがな〜。 新しい演じ方(解釈?)にしたリョウの狙いがよく分からないので、ずっと疑問を持ち続けながら観てしまう。なんとも惜しい・・・。


新しいリョウでは、罪の告白から急に性格が変わるように私には見えてしまうんだけど、その後を楽しむ為には、とりあえす流れうんぬんは考えないようにする。そうすると、やっぱりリョウの涙は美しい。コウイチの手を取って、その冷たさに、哀しみ胸を衝いてしゃくりあげる所などは凄く良いと思う。最後「その時」を迎えたコウイチを抱きしめる姿も、本当に耽美な映画のように美しい。 でもやっぱり、それに前みたいに深い感動と萌えは加わらない。 ああ、勿体無い・・・この2人が揃っているというのに・・・! 





あ〜あ、書いてる内にもう禁断症状が。ほんと麻薬のような舞台だわ。こないだやっと入手したサントラのDVDでも観るかな。