Endless SHOCK2/19昼(追加)

一夜明け、興奮とモヤモヤが増大してきた。なんだか・・・これは・・・ヤバイ(汗)。 胸騒ぎがおさまらない。追加メモしたいけど、こういう時の文章は、えてして大層な妄想目線になるんだ。 ちょっと頭がイってきたな〜。


【席】

1階中ほど左寄り。角度はやっぱキツイな。部分的には近くなるから嬉しいけど。

【開幕〜楽屋で言い合い】
  • 一幕冒頭から本日のリョウを伺う。今回もクール継続か・・・と思いきや、びみょ〜な変化? 前回までのポーカーフェイスではなく、少し内面を覗かせて、情感が感じられるように。目線とか、仕草とか、眉の形とか(これ重要・笑)。 
  • 特に、出トチリ〜楽屋での言い合い〜「ショーマストゴーオンかよ」までの所は、リョウのジレンマ的な、やるせなさが加味。コウイチに叱られて、「じゃあ、なんだよ、俺が悪いってのかよ」のとこは、前髪かきあげながら盛大なせつないハの字眉(キタコレ)。“一生懸命やってるのに光一に理解して貰えない苦しさ”が感じられるようになった(前回まではちょっと偉そうにシニカルな感じ)。セリフもちょっと追加されてた気がする。
【ブロードウェイ散策】
  • リカのエスコートが板に付いてきたリョウ。男前モードでカッコいい。ブロードウェイ散策でコウイチとリカの間に割って入って、リカと手を合わせるとこ、かなり萌え。あんな風にしてたら、恋されるぞ(笑)。 
  • ここでのコウイチとのケンカ?シーンで、寝そべるコウイチの上に覆いかぶさって逆立ちっぽくなるとこ、絵的にイイ。コウイチからも何かとリョウの肩を抱いたり、去年よりスキンシップが増えてる。時には対立するけど、根は仲が良いというのが感じ取れるようになった。
【殺陣】
  • 殺陣は、ますます全員の呼吸が揃ってきてセキサイティングに。 ここも、今期当初のリョウは、真意を隠して「何食わぬ顔」か「不敵顔」を通していたけれど、昨日は表情に多少“必死さ”が。 彼も殺陣自体の技術が上達したので、座長との掛け合いが見ごたえUP。(でも去年のこれ見よがしのヤケクソ剣法の萌えは最高だったけどな←どうしても拘りたいらしい)
  • コウイチとリョウが舞台正面に揃って、敵を同時にブスリと突き下ろすのが、凄くカッコイイ。これも去年は無かったよな。
  • MAが一人ずつピンスポ下で型を。メリハリあって凄く効果的。
  • 殺陣でのリョウが、「ミスしたかのようにしてわざと刀を落とす」シーン。今年はその告白の通り、本当にうっかり落としてしまったかのような表情をしているので、傍目には、あとで明らかになるリョウの真意は分からない。 去年は「渡すのか?渡せるのかよコウイチ!」のセリフの表す、当てつけ濃度の方が濃かった。“舞台でこんな捨て鉢な俺を、どこまで相手出来るか試してやるよ!”的な。 その裏に、コウイチに振り向いて欲しい、自分のところまで降りて来て相手をして欲しいという強烈な想いが見て取れ、それが胸に響いた。 今年はもっと客観的表現。去年は観客より自分の気持ち優先だったリョウが、それよりは少しオトナの策略を身に付けたという事なのかな。
  • 本身の刀を受け取ってコウイチを刺すまでのリョウが、狼狽〜ヤケクソ〜狂気へと呑まれ、不幸な事故に至るまでの移り変わりは、やはり去年より表現が抑え目ではある。けれど、その一連の動きの中に、微妙な感情の流れが出てきたように思う。追い詰められて、そうしたくなかったのにそうなってしまったという、切なさが感じられるようになってきた。階段を転がり落ちたコウイチを頂上から見て、暗転する間際の天を仰ぐ苦悶の表情も、魂が入ってきた。
  • ビビるリョウにコウイチが「来いよ!!」と叫ぶようになったのはいつから? 刺されてからリョウの影に隠れて顔に塗る血糊のスポンジが、うっかり一瞬アゴの下に挟まったままだったのは、見えなかった事にしよう(笑)。
【Why don't you dance with me〜罪の告白】
  • ここもリョウの表情が変わってきた。イラついた切ない顔を見せるようになってきた。
  • 前回までちょっとヘンだった「えらいな。お前は」が、前みたいに深刻な感じの言い方になってた。こっちの方が断然イイ。
  • 罪の告白は圧巻。リョウの最大の見せ場。そこに至るまでの感情の流れが見えるようになってきた為、切なさが急増。 前回までどうにもリョウに感情移入できなかった私には、その涙が亮の自己陶酔的演技と見えてしまって(申し訳ない)、一歩引いて静観してしまったんだけど。今回はかなり入り込んで見入ってしまった。改めて、リョウの泣きの演技は最高。
  • そして、ここでの光一が。・・・私は気づいてしまった。泣き崩れたリョウを抱え起こしてなぐさめるところ。 今回は角度的に光一の表情が良く見えたんだが・・・ああ〜〜〜!!ちょっと、ちょっとお前、リョウを直視してないね!!? 例の目だ。観客の目の前に来た時の、こっちを見ていながら視点を合わせていない、あの目だ。ドラマのラブシーンとかでもやる、あのどこを見てるか分からない目。 ・・・そうか・・・。そうなのか・・・。ふ〜ふ〜ふ〜ふ〜ふ〜(忍び笑)。 これはダメ出しの対象というよりも、圧倒的に萌えだ。 なぜなら、その目には、リョウの泣き濡れた強い視線に耐えかねた光一の動揺が見てとれるから。 あんなに間近に強い瞳で、真剣に真っ直ぐ見つめ合うという事は、彼の実はナイーヴなハート(笑)にはしんどい事だろう。それは役者として失格とも言うべきなのかもだけど、私みたいに舐めるような妄想目線(苦笑)で観なければ分からない事だし、何よりも圧倒的に萌えなのでOK! でもって、それを裏付けするような前日18日のレポが友から!!・・なになに?告白のとこから最後の歌まで、なんと!コウイチも泣いていたとな?!えええええ・・・それってそれって・・・(汗)。 妄想承知で言うけど、私にはやっぱり、リョウの涙にヤラれたとしか思えない。いや実際、あの泣き顔を目の前に、よく平静を保っていられるもんだと、かねがね思っていたんだよ。・・・そうか・・・今年もそうやって、亮の泣き落としに座長がほだされていくのか・・・(((((((むくむくむくむく(←何?) 
  • ちなみに、目の前の亮にはコウイチの動揺もウソ目もバレているだろうから、それに対して、この手の駆け引きにはめっぽう強い亮がどう出るのか、これがたまらなく楽しみ。光一の涙なんて貴重なモン、まぢかで観れる事なんてそうそうないよ。これだけで既に亮の勝利だ。 一人の感動的な演技によって、相手の感情も、舞台のテーマさえも変わっていくのが、生の舞台の醍醐味。 座長の涙から翌日の亮の演技を観て、「魂が入った」と私が感じた事。それを大事にして、今後の観劇における重要チェックポイントとする。