Enndlless SHOCK3/28昼:MY楽

本日を持ってMY楽終了。全体の出来としては前回3/21夜の方が自分的には良かったけど、今回は今回なりの美味しいところや新たな発見もあり、今期MY楽を締めくくるには十ニ分な観劇だった。


まずは席が良かった。一階やや後方ながらほぼ中央。ちょうど自分の前が千鳥になっていて、舞台まで一直線に遮るものが無い。演者目線位置に重なるのか、双眼鏡越しにいつも光一と目が合いまくり(もちろん100%自己満足・笑)。普段のコンなどでは決してこのように持続して目が合う事なぞ無いのに、舞台となると、バリバリにカッコつけてキメポーズ・キメ目線で目が合うので、その瞬間は、恥ずかしさと興奮でドロドロに溶けそうに(byハム)なる。振り子の様に前後するフライングでは、自分目がけてグァーーーン!と近付き、グィーーーンと遠ざかる。ジャングルのバンブーターザンやラダーの前後移動は、この遠近効果で大変なスペシャル感。ラダーでは2/13夜と同じく、真下からコウイチの緊迫般若を堪能。夜海や群舞は圧巻。全体構成も広がり感を存分に楽しめた。 
前の方のセンターで見た時、普段は目線は自分の上を飛び越えていくけど、ターンの時だけはフッと近場に視点を落とすので、その一瞬の鋭い目が合うと(合ったと錯覚できると)、それはそれで強烈に震えるけれど。今回はそれよりも目が合ったと思える回数と時間が多い分、終始美味しく楽しめた感じ。
もう一つ、この近辺ならではのおまけは、殺陣で獅子頭の客席登場シーン。舞台上のツバサ(リョウ)が客席後方に立つコウイチに矢を放ち、その矢をビシュッっと手で握り受けるという演出の時。ツバサが登場してまもなく、コウイチは暗い客席の通路でしばし舞台を見つめて立ち尽くす。そこへ矢が放たれ、コウイチは受けた矢を捨てて舞台をキッと睨み、ハッとひと息気合を入れて舞台へと乗り込んでいく。その一部始終が、表情から何からしっかりと見えるのだ。舞台に近くなると強いライトが当たるので、獅子頭を被っている時の表情はほぼ見えないけれど、薄暗い客席で息を殺して佇んでいる時は、こちらが座って低くなっている事もあり、暗がりに慣れた目にはよーく表情が見える。コウイチが登場して客席通路に潜む5〜10秒間くらい(?)は、もちろんそこら一体は声にならないどよめきと歓喜に満ちる。ファンの崇拝視線を一身に受け、暗がりで微動だにしないコウイチからは、隠し切れない王子のオーラが放出していた。


この日劇場で合ったリピーターの友によると、昼夜比較すると、夜の方が出来が良くパワー全開な事が圧倒的に多いとの事。夜行性低血圧の光一には、昼公演は早起きになるんで、夜に比べてどこかが微妙にオネムなんではないかと(笑)。 昼観る事の多い私には、昼だって何の文句も付けられないどころが余りの全力活躍ぶりにただひれ伏すのみだっので、今まで今イチよく分からなかった。しかし確かに、前回21日夜を観た時は、その上を行くエネルギーと集中力を見せつけられ、一体何なんだあれはと心底おったまげたものだった。秋山が「一体何で出来ているんだろう。。。」(by MAん華鏡)と言う気持ちが良く分かる。夜は自分的に体力が辛いので避け気味だったけど、来年は程良く夜も入れるかな。


私的最高の前回と比べて、今回はどうだったかというと、演技の細部に微妙に神経の行き渡っていない部分がたまに見えたという、漠然とした事。まさに友の言う「微妙にオネム」な感じ(笑)。と言っても、これも私のストーカー顔負けのひっつき目線で、しかも想像&詮索入り乱れてるんで、単なる妄想かもしれないんだけど。 
分かりやすかったところは、シェイクスピア。雷鳴とどろく勢いのハム王から、いつもは甘〜いロミオ声に変わるんだけど、今回は余りにもハム王亡霊でやりすぎて(今期一番凄かった。エスカレートもそろそろ大概に・笑)、ロミオで切り替えが一転せず、ハムレットくらいのやや激しさの残る語調になっていた。出だし勢いづいてしまったので、いきなりおっとり甘くする事もできず、そのまま続いてしまったという感じかな。ロミオで倒れる時も、いつもと微妙に頭の位置がズレてしまった。 あとパーカッションバトルの時、バチをうまく袋に入れられずモゾモゾしてたり、2回くらい落としていた。 2幕で生還(?)してからラターニャと歌うとこの生歌だっけか、半音くらい激しくズレた気も(笑)。
もちろん、それ以外の美味しいところが十分すぎる程沢山あったので、そんな微妙なとこはどうでもいいっちゃどうでもいいんだけどな。まあ、一度最高のものを観てしまうと、ヲタとしては貪欲に更に上を求めてしまうものなのねん。


しかし低レベルだけど、自分も今日は集中力がおかしくてポカばっかりだったな。電車にギリギリ飛び乗ったはいいけど、国際Fのトイレで顔見て、アイメイクを忘れていた事に初めて気付き(こんな事生まれて初めて)慌ててコンビニへ。ありあわせってうまくいかないもんで、マスカラが目に入るわ、コンタクトは左右間違えるわ、観劇前の大事な目がさんざん。 妙に眠くてフラフラするし・・・ああっ!もしかして、朝食後に飲んだ歯痛止めの薬のせいか?? そういえばいつぞやも咳止めで猛烈な眠気が出て悔やんだっけ・・・学習しない私。
楽しみにしてた獣王星のチラシも貰い忘れるしなー。 でもまあ、最後の最後に買いそびれてた写真も買えたし。それだけでも良しとするか。今回は殺陣睨み、小太鼓一文字口とカテコ光亮を新たに購入。念の為(?)買ってあったリョウ睨み(亮ベストショット)とアッハン黒タンク(どれだよ)も再購入。うっふっふ。


これで私の楽は終わってしまったけど、今年も本当に楽しませて貰った。年々グレードアップして光一の心血が注ぎ込まれて、光一DNAが濃くなっていくSHOCK。来年も、きっと再来年も、その先もずっと、舞台上で魂を燃焼し尽くしている生の光一を観れるなんて、私はなんて幸せ者なんだろう。 これからも末永く楽しんでいきたい。
ちょっと早いけど、光一、カンパニー、スタッフ、そしてヲタの皆、どうもお疲れ様。来年もどうぞ宜しく。
明日の千秋楽レポが楽しみだ。




※追記

そうそう、大事な事を忘れていたぞ。今回美味しかった事の一つとして、光一の・・・。いやぁ〜なかなか良い具合であった。久々にあのフクラミを見た気がする。何となくパワーを持て余して見えたのはその為か?「疲れてる程・・・」の伝説復活か?(笑) 今後も薄地サテン系光沢パンツを激しく推奨する次第。