有閑倶楽部

KAT-TUN 関∞

やっとここに書けるくらいの状況になってきたかな。昨日は全体的に結構面白く見れた気がする。私的には、ノリコの恋バナくらいからやっとドラマとして何とか観れるようになった。


今でこそ言える事だけれど。ほんっっっ、とーーーーーに、最初はヒドかったもんな〜〜〜（苦笑）。一回目でこんなに唖然ガッカリしたドラマって初めてかも？というくらい。もう色んな人が気の毒で気の毒で、特に私が肩入れしてる仁の初主演作だというのにこんな出来なのが本当に残念で、何か感想書きたくてもヤバイ事ばっかりというか、自分でも好きなタレをこきおろさなきゃいけないのが辛くて書けなかったんだな。


でもここまで来て、やっと普通の日テレドラマとして観れるようになった今。それぞれのキャラが浮かずに魅力が出て、仁好きにとって色々とツボも感じるようになり、最終回目前にして、「やっぱりこのドラマやって良かったね♪」と思えるようになってきた今だからこそ。ちょっとだけ胸に溜まっていた過去の毒を吐いとくわ・・・。（やっぱ吐きたかったのか）






もうねー最初は、話のテンポも、内容も、演技の間も、編集も、全てがダメで、本当に辛かった。私の中の神ドラマであるanegoの記憶が鮮明だったので、その仁の色っぽいカッコ良さや可愛さがまた観れるのを楽しみにしてたんだけど、期待とは全く違った出来。彼が凄く頑張ってるのは伝わったんだけど、それが全く生かされていないどころか、わざわざ変に浮いたように感じさせる間をとった編集。話の設定やキャラ設定の荒唐無稽さばかりが目立ち、役が身に付かずなりきれていない役者達の寒々しさ。


本当に申し訳無いんだけど、決定的に受け付けないキャラも居てね・・・。
一人はユウリ。ダメなんだわ、私。ああいうおバカで元気ハツラツの単純ガサツ娘。私が陰湿で意地悪なせいなんだけど、ああいう「精一杯ガンバリ女」には凄いイラつくのだ。私って嫌な奴・・・（汗）。


もう一人は・・・もう一人は・・・あああ、ごめんなさい（汗）。セイシロウ横山、キミだよキミくん・・・（涙）。
いや！今はいいんだよ今は。やっぱりノリコの恋のあたりからかな、だんだんヨコが格好良く見えてきて、今ではすっかりセイシロウにも見えてる。仁とじゅんのとヨコの3並びが何てカッコイイんだろう、さすがジャニの精鋭なんて思っちゃえてる。でも最初はほんと私ダメでさ・・・。


一昨年だったかな、ドリボ観た時も思ったんだけど、私ってどうやら基本的に、ヨコの気取った風な演技っていうのがダメらしいんだ。なんかただの嫌味な変人（汗）に見えちゃって。ユウリみたいにイラつきはしなかったけど、武芸に秀でた超知性派で隙のないセレブな筈のセイシロウが、正直全然上品にも格好良くも見えなくて、こりゃあなんつーミスキャストだなんて思っちゃって・・・。

ほんとゴメンなー。今じゃすっかりヨコの透き通るお肌に見とれて額にかかる前髪に唸ったり、頭良さそうって思って風格を感じたり、耽美にすら見えるようになったんだけどね。これは私の目が慣れたせいか、彼の成長のせいか、撮り方や編集の問題なのか。いずれにしろ最後に向かって役にピッタリハマってくれて、私も楽しんで観れるようになって、本当に良かった。


逆に最初から以外にもハマっていたというか、私的にギリギリな冷や汗ドラマの中、唯一の癒しになってくれていたのが、意外にも（？）じゅんのグランマニエ。何だろう、彼は普段もサムいのがデフォなので（失礼？）、ドラマの中で取って付けた様なサムイ事やっても、逆にそれが自然というか安心感あるというか。ギリギリでテンパってる感じのミロク仁から受ける緊張感を、一気に脱力リラックス光線で溶かしてくれるような役割だった。私的には。


それにやっぱりじゅんのは素材がいいよ。スタイル凄い良くてお顔もカッコイイ。最初こそあのパツキンとカラコンにはビビったけど、ちょっと慣れれば凄いハマってるし似合ってる。ちょっと頭弱くて女のコ好きなナルシストというのも、じゅんのだからイヤラシさが無く、あんなに気持ち良く可愛らしい爽やかおバカちゃんになるのだ。結構カレンとダンスしたり絡むところあるのに、全然生々しくなくドキドキしないのは、彼の魅力というか能力のひとつよね（笑）。きっと現場でもイイカンジにおちょくられ役になって皆を和ませているんだろうなー。


カレンは唯一、もう最初からピッタリで、何の文句も無かった役。あれは本人の演技がどうのというより、最初からそのまんまでイケるもんな。さすがモデル、お綺麗でございます。ちょっと痩せすぎなのが私的に惜しいところだけど、ああいう綺麗なオネーチャンが居て現場の男共を刺激しているかと思うと、色々と楽しい想像が。ドラマ中でも仁の腕を取って笑顔でくるくる回ったり、みたいな画があると、仁が余計に男臭く見えて萌え。ああ、願わくば次回は、仁が綺麗な女の子と絡む、色っぽい恋愛ドラマが観れますように。


ノリコは最初可も無く不可も無く、でも髪型のせいかちょっと異様というか可愛げ無く見えてたんだけど、やっぱり恋バナの回くらいから凄く可愛く見えてきた。今となってはすっかり「ノリコ」って感じ。綺麗だよな〜よくよく見ると。このコも今後まあまあ応援しちゃうかな。


あ、ユウリの事も、最初から比べるとだ〜いぶ良く見えるようになってきたんだ（汗）。やっぱりちょっと苦手な感じは残るし、「好き」とは言えないけれど、だいぶ嫌悪感みたいのは薄れて普通に観れるようになってきた。昨日の回ではミロク仁に羽交い絞められたり抱き起こされたりしてて、羨ましくも結構萌えたし。泣いてハナミズ出ちゃうとことかはチョト・・・って思っちゃったけど、それは彼女のせいではない（汗）。


肝心のミロク仁に関しては、こっちに欲目と感情移入がありすぎてうまく言えないけど、単純にだいぶリラックスして観れるようになった。カッコイイとことか可愛いとこを落ち着いて楽しめるようになったって事は、きっと何かが凄く良くなってるんだと思う。（何かって何だよ）
きっとこのドラマ主演という事を通して、仁はまた一段と成長したんだろうな。自信も持ったんじゃないかな。最高の、とは言えずとも、良い経験にはなって良かったね。あと1回、ラスト楽しませてくれますように。「有閑倶楽部よかった」って思わせてくれるようになるといいな。