あと2日

ううう〜〜〜・・・いよいよ押し詰まってしまった〜〜〜。明後日にはもう入院だあ(汗)。ソワソワ。
術後ヘロヘロ用USB機にmrror&光一セレクトをダビりつつ、書き物でもして気を紛らわそう。


もうホントお腹はポンポコリンで狸のよう。位置が下がってきたので、下腹の皮がピンピンに貼ってチリチリしてる。オイル塗ってケアしてるけど、これ放っておくと妊娠線とか出ちゃうんだろうな。しかし先週2400gで火曜日には2700g位になってるでしょうって事は、このまま予定日過ぎくらいまでいったら軽く3500g超えとかだったんじゃ?(汗) そしたらきっと難産だったろうし、結局どっちにしろ帝王切開になったんじゃ・・・。
妊娠前から7kgしか増えてないし、返って身体は痩せたくらいだったのにこんなに大きいって事は、子のガタイが最初から大きいDNAって事なのかなあ。う〜ん、重い赤子は余計に大変〜〜(汗)。


ここへ来て物が食べれるようになって、身体もちょっと浮腫みが取れたような気がする。張りはそこそこあるけど、全体的にはだいぶ楽になったので、今更ながらもうちょっと妊娠期間で居ていいような気もしてきちゃった。細々した準備ややっておきたい事はまだいくらでもあるし、一日一日自分の思い通りの時間眠れる嬉しさが名残り惜しくて・・・。
と言っても、もう手術日も決まって、義実家軍もすっかり来る日連絡あったし、今更なんだけどさ。やっぱりコワイ事は先延ばしにしたいヘタレ精神なのよね〜(苦笑)。



■胎動

どんどん動きが激しくなって、最近はマシンガンみたいに連打で足踏みしたり、頭をグォーンと外側に向けてみたり、お尻をモコモコさせてるのが分かる。お腹を上から見てると、中で蠢いてるのがよっく分かって、あっちこっち絶え間なくグニョ〜ンウニョ〜ンと出たり引っ込んだり。面白いけど、ある意味かなり不気味とも。エイリアンが卵の殻を破って「ピギャーー!!」って出てくるんじゃ?みたいな。


私の場合はちょっとイレギュラーな逆子姿勢で、どうやら骨盤にお尻をスッポリ入れて、足を脇腹あたりまで伸ばしてエビのように丸まってるらしい。お陰で普通に足を下にした逆子よりは膀胱などへの圧迫は少ないみたいなんだけど、脇腹の皮の薄いところで足が動くので、かなり突っ張ったりして気持ちが悪い。
・・・と旦那に愚痴ってたら、ソファで全く同じポーズをして「へえ〜」と言ってる旦那が居た・・・。そういえば旦那はいつもこのポーズだ(汗)。元々甘い物苦手な私が最近甘い物ばかり食べたくなるのも、やっぱり甘党の旦那DNAを持つ腹の子の影響なんだろうか。なんかちょっとムカつくかも・・・。



■名前

・・・が、ま〜だ!決まんないのよー。もう〜〜〜#(イライラ)。もちろん最終決定は顔見てからにするんだけど、それまでに良い候補をいくつか挙げておくって話だったのに、夫婦の合意が全然ダメ。
旦那はペットの名付けやアドレス名や電話番号の読み方見てるとなかなかセンス良さそうだったんで、父性育成の為にも「名前考えてね」って言ってたんだけど。当てが外れたわ。猶予は何ヶ月もあったのに、車の買い替えとかばっかりにかまけて本腰入れずに放置。急かしてもここまでのらりくらり延々引っ張って、出てきたのがやたらと堅苦しく古臭いセンスの名前。


最初は私が半ば冗談で出した耽美名(苦笑)にも「世界に通用しそうでイイ」とか言ってたし、「男女区別無い名前もイイよね」とか言ってて、アレ?案外気が合うなあと思ってたのに。「雰囲気的には、英語で言えば“アッシュ・リンクス”系の、女にモテそうなカッコイイ名前ね!」って言ったら激しく同意してたのは、どこのどいつだ??
一番最初旦那から感覚的に出た名前は私も大いにピンと来るもので、もうそれがイイって思ってただけにガッッッカリだよ。今更気の進まないダサい呼び名で呼びたくナーーーイ! こんな事なら最初から旦那を頼りにするんじゃなかった。「私が決めるからね!」って言っとけば良かった。


今はナーバスなので、こんな事も大きなストレスになるのだ。ええ〜い、どうしてくれよう。今日私が自分を抑えて、旦那寄りに旦那寄りに歩み寄って、改めてひねり出した名前まで却下するんだったら、むぉおどうなる事か! 実家に着いてるベットや機械物も全然組み立てないし!まったくアイツめーーー!! (と、ここで叫んで気晴らししてみる)



■人の情け

上でイガイガと叫んでおいて、急にキャラ変えて何だけど、こうなってから、人の情けというか、特に女性の優しい労わりというものをヒシヒシと感じる。女友達がねえ、ホント親身になって色々と気遣ってくれるのよ・・・。


先輩ママは親身に相談に乗ってくれたり、役立ちそうなお下がりの品をこれでもかと譲ってくれたり。独身や子無しのコも、思わぬプレゼントをくれたり、何かと気にしてくれて。安産のお守り買いそびれてて、今更不安になってたところだったから嬉しかったなあ。手編みのプレゼントなんて、貰ったの初めてかも。マジョリカ・マジョルカの「安産色」のアイシャドーなんて、素敵なセンス。しかも綺麗で和む色なんだ。ネットで知合ったDr.が励ましメールをくれたのも心強かったわ。


物をくれるとかだけじゃなくて、一緒に歩いてる時に、ボケーっとしてる私に代わって車や足元に気をつけてくれたり、荷物持ってくれたり、その気持ちが本当に有難くて、気持ちがあったかくなる。女性の労わりの細やかさって、やっぱり良いものだねえ。なんか、久々に他人に保護というか面倒見てもらって、子供に返ったような甘酸っぱい心地よさがあったわ。この嬉しかった思いを忘れずに、しんどくなってる人には優しくしたいなあと思うのだった。(たまには殊勝になってみる)


労わりは女性だけって訳じゃなくて、宅配のおじさんとかも優しかったよ(笑)。お腹の大きさが微妙な時は多分気付きもしなかっただろうけど、最近は「お体に障りますから」と荷物渡す時に気遣ってくれたり。予定日聞いて「それはそれは。」とおじいちゃんみたいな笑顔をくれたり。行きつけの美容師さん(男)が丁度私より4ヶ月くらい早く奥さんが出産になって、まあ細かくアドバイスくれる事(笑)。「胎児への話しかけは大事」とか、夫の立場からの話も聞けて参考になったなあ。


産んじゃったら別の部分でもっと大変な生活になると思うけど、他人から見た目には分からないし、やっぱり心細くなるんだろうな。煮詰まらないように、なるべく発散するようにしなきゃ。それには、引き続き人様の情けに頼る事になるのね、きっと。