ラスト・フレンズ 第10話 6/12

フリルとレースの血染めドレスの似合う男子・錦戸亮
前回ラストでドーンとテンション下がったんで、今回は一歩ヒいて冷めた目で観てた私の血糖値が、ラストに再びドーンと跳ね上がった。なんなんだよ〜、このアメとムチは。ええ、ええ、萌えましたとも。演出の企み通り。


・・・いや、演出側も、ここまで亮が甘く耽美な雰囲気を醸し出せる逸材とは思っていなかったかも。話とか役としては、どうかすると冬彦さん的(汗)なポジだし。哀れさの中にちょっとジャニタレならではのカッコイイ雰囲気でも出れば幸いくらいに思ってたんじゃない? 
フフーン、ところがどっこい、亮はそんなありふれた小粒ではないのであった。逆境にこそ燃え、密度の濃い意外な萌えを噴出してくれる、稀有な魅力を持った子なのだ。あんな美しく甘い死に顔は、私の知ってる中では光一に匹敵。
これで、このドラマで亮を知って「変な怖い子」くらいに思ってた人達が、今回で印象を変えたかと思うと・・ ・フフーン、なんだか誇らしいわね〜♪


…とかベタボメるのは、最後の場面に限ってだけどね。時間にしてみればほんの一瞬。別にドラマ全体を評価してるわけじゃない。
思わせぶりすぎな演出とか、さっさと警察呼べよ!#とか、ノコノコ行くミチルって??とか、ルカを上げるような事ペラるソウスケも??とか、気になりだせばも〜う色々と納得いかない事ばかり。最後死に至るまでも、少し突然な感じ。もうちょっと心情の変化とか、うまくドラマチックに盛り上げる方法があった気がするし。勿体無いなあと思う。


でもね、考えてみたら別に私、最初から話の内容に惚れ込んだり興味あったわけじゃなかったんだ。何となくワイドショー的に軽く観てた。もちろん亮がどんなかは気にしてたけど、私のダメだったアテプリなどの例もあるので、なるべく多大な期待はしないようにしてて。
なので、今回は2倍に嬉しい。難しい役の中で、こんなに独自の、亮しかできない魅力を出してくれて。よかったね、ありがとう。


そうだ、それにしても。 ルカレ○プは未遂でよかった・・・!(涙)それやっちゃってたら、もう何が何でもアウトだった。・・・つーかさ、なら前回あんなとこで終わるなよー! 私は気になるから今回も観たけど、旦那なんか「嫌な展開になった」って興味失って今回は観なかったよ。あざといやりすぎはアカン。
ミチルレ○プ(になるよな?)はまあ、恋愛感情があるので、私の中ではあえて問題にしないでおこう。


ソウスケが死んじゃって、私的にはもうクライマックス過ぎちゃった感じだけど、来週最終回はどうなんだろう。ソウスケの遺書とか出てくるのかな? ドラマの結末的にはどう転んでもたぶん後味良くない気がするので、せめてソウスケの甘い残り香が少しでも楽しめるといいな。