光一コン横アリオーラス:10/11昼・12昼夜 【1】

ああ、またこんなに経っちゃった。モタモタしてる間に、気がついたら楽しみにしてたコンスレも落ちちゃってたし。(早くね?やっぱアノ話題で即消費・・・?) 他人の感想全然読めてないんだけど、まあそれは後で追い追い、噛み締め直しがてら探そう。


観たのは10/11昼・12昼夜の公演。感想はオーラス中心にポイント書き。長〜くなったのと、システムの都合上(笑)、【1】【2】で分割UP。



■超絶美を至近堪能の至福

やはり私には席の威力は絶大。端ブロであろうともセンターAというオーラスの席は、今までのソロコン最高かも。凄い迫力!とにかく見える!良く観えるよ、うわーーん!(涙) 肉眼ではさすがに「あ、ちょっと向こうに光一が・・」って感じだけど、そこで双眼鏡(ちなみに10倍・笑)を覗けば、もうホント、すぐそこに居るみたい。例えれば帝劇最前列? 


だから、最終日のテンション高く、よりビシッと戦闘モードな光一が、フと鋭い目線やオーラをこっち方面に放とうものなら、双眼鏡の中でうっかり目が合ったような錯覚が(汗)。レンズの丸の中でイッパイイッパイに拡がる光一の美しさに、カッコ良さに、ふとした甘さに、何度殺されそうになった事か。


まー本来なら双眼鏡無しで観るべき席なんだろうけどね。だって無理よ。勿体無いんだもん〜。近ければ近いなりに、もっと近くで観たくなる。
それに私、こう見えても(?)超チキンなヲタクなので、光一の面前で普通に自分をガードせずに楽しむなんて、絶対無理なのよね。いや、こっちはあっちを見つめてても、光一はこっちを見るというよりせいぜい視界に入れる程度だろうけど、それでももうもう居たたまれない。


・・・一度帝劇でそんな経験があって、その時は、本当に地の底まで落ち込んだんだ。
生光一を直に堪能できる千載一遇の機会にもかかわらず、私は終始ヘビ前のカエルよろしくカチンコチンで脂汗ダラダラ。観よう観よう楽しむのだ!と、どんなに自分を叱咤しても、身体も目も拒否して、光一の前で私の脳はあさっての方へ現実逃避。その時の舞台は殆ど何にも記憶が無いという・・・。
もうあの時の轍は踏まないぞ。そうだ!今回は近いと言っても光一から肉眼ではほぼ認知されない席だ。私には双眼鏡という武器もある。これで戦い、至福を勝ち取るのだ!(なんだかつくづく悲しいヲタクだ・・・)


という訳で、終始ガン観という完全武装で臨んだ結果は、大正解。・・・はあああ〜・・・至福。ほんっっっとうに、美しい人だ!!(改めて感動)
なんかね、粒子がね、違うのよ。出来てる粒子が、人間界では無いというか(怖っ)。
特にあの髪!!あんな髪、観た事ある??誰か他にあんな髪してる人知ってる?? キラッキラッ、サラッサラッ、シャランッシャランッ・・・ 私は知らない。あんな、ほんのちょっと動く度にまばゆく輝き、細かく揺れ動いて微細な黄金の粒子を撒き散らすような、あんな髪。汗に濡れるとしっとりと艶めいて暗くなるのに、光が当たるとパッと色が無くなるみたいに光り輝く、あんな髪。


あんなお顔を縁取るのがあんな髪で、あんな身体であんなダンスして、あんな声で歌って笑って囁いて照れて、そんな彼のハートはあんな・・・
無理でしょう。これで落ちるなと言われても。


本当に、光一の類稀なる美しさとオーラには、改めて打ちのめされた。双眼鏡の持ちすぎで腕が未だにおかしいのも、これはもう仕方ない。だって全てがガン観ポイントなんだもの。疲れたけど、頑張った甲斐あったよ。こんな美を生で観れた私は、なんて幸せなんだろう。寿命伸びたわ。感謝します。これが来年も観れるなんて・・・ 
あああ、チケ頑張ろう!!




■BOX席初体験

これもかなり貴重な体験だった。友が着席ブロを当ててくれて、良く分からないけどアリAやアリDの前列かな〜と思ってたら、引き換えで渡されたのは「BOX席」。ほええ〜?初めてだ!とワクワクで入場。入り口からして別なのね〜。なんか廊下も隔絶されてて、空気もずっと静か。
BOX番号ごとに入り口があって、階段を降りると驚きなのは、かなり立派な前室がある事。ゆったりしたソファがぐるりと配置されてて、しっかりした机やTVまで。そうそう、階段下にはコートハンガーもあったっけ。クロームのアパレルっぽいやつ。凄いくつろげる雰囲気。これはかなりVIPな気分になれる。ここで食事してる親子が居たけど、私もちょっと座ってお茶くらい飲んでみるんだったな〜。


んで、前室からドア開けると、いざ座席。ちょっと、ここもす〜ごいフカフカ〜。肘掛とか通常の3倍くらい幅あるんでは? 一番前だったせいか足元も凄く広いし、ほんとVIP気分。


しかしひとつ難点は、始まってから分かった。ここは着席ブロなんでもちろん立ってはいけないんだけど、座席図を見ると分かるように、ステージからの角度は結構ある。これで座ったままステージを向いて、しかもガン観となると、かなり身体を捻って座席にハスに座りつつ、それでも足りずに首を捻って、双眼鏡を持つ腕も変な角度に・・・という具合。これは、最初は平気でも、2時間半の長帳場となると、後半かなりジワジワくる。たまに正面向いてガッツリ座って休みを入れたり、せめて双眼鏡はたまに覗くくらいなら問題無いんだろうけどね。私はどっちも無理なんで。
最後には首と腕がパッキンパッキンになってて、この後マッサージ予約してて本当に良かったと、心から思ったのであった。




■最終日の気迫

これは、ちょっと前の光一ならヨシとしない事なんだろうけど。最終日の光一は、昼公演から気迫が違った。最初からキビキビシャキシャキ。いつも(特に昼公演は)どこかボンヤリ寝ぼけ眼な始まりなのに、この日は昼の最初からピキっとした怖いお顔。眉が釣り気味で、目線が素早くギュンッ、ギュン、っと端まで見渡す。一部の隙も見せないぞ!ってな緊張感。男前光一好きには、んもーたまらんこのオーラ。いつもユルユルで可愛い感じの「Awaken〜」さえキビキビしてたような・・


やっぱDVD取りもあったしね。ここぞという所でフルパワー燃焼する為に、他が多少おねむモード(苦笑)になっても、私はもうそろそろイイと思う。いくら自分では「20代前半の頃と体力は変わらない」とか言ったり(プ)、ヘイセイをライバル視(笑)したりしてても(でもこの負けん気大好き!)、ず〜〜っとビットリ見詰め続けてる我々からすれば、やっぱり分かるもんよ、30代の違いは。
もちろん30になってぐーんと良くなったとこも多いけど、体力はね。以前は「不死身力」とでも言うしか無いような物があったけど、さすがに最近はそこまでは。若さ故の向こう見ずさはおさまってホっとしたのも本音だけど。




■後引くツボ曲1:「Falling-2009-」

最終日のカッコイイ光一なら、ほぼ全編ツボだったんだけどね。でもその中でも、後からグルグルぐるぐる頭の中で回ってた一番は、やっぱり「Falling-2009-」。これは文句無く今回のTOP。最初のポコピコ音からもう脳はトランス。精巧なフィギュアみたいなシルバー光一のミョ〜にエロい不思議ダンスは、そっくり機械仕掛けのミニチュアにして、自分の机の上で延々踊っていて欲しい。
特にツボな振りは、前半のどこかで腰をぐりんぐりん回すとこと、後半で正面向きながらちょっとムーンウォーク風に肩で歩くとこ。クールなサングラスの下、スっとした鼻筋とぽってり唇が強調されて、ピッチリ銀スーツが更にエロく見える。


公演後友とも話していたんだけど、この曲の振り付けは誰なのか、この演出がここに至った理由やコンセプトがとっても知りたい。何かで話しているのかな?雑誌とか。私としては、最初のポコピコ音がちょっと「未知との遭遇」を思い出させるんで、そっちからあの宇宙っぽいイメージに膨らんでいったのかなーなんて気もしたんだけど・・・。光一だったらもっと歌詞の意味とかに拘った演出になりそうだけど、ここまで気持ちよくかけ離れた感じだと、どんな人の肝入りなんだろうかなーと。




■後引くツボ曲2:「No more」

好きだ好きだとは思ってたけど、最終日観てますますハマった曲。分かりやすくノリやすい曲調と、キャッチーでズバンズバンなダンス、全てが後引く。さすがプロの曲(笑)。
つーかね、もちろん光一作は光一作だからこその魅力があるんだけど、やっぱりどんな名作曲家でもどこかしら似通った匂いのものになりがちだから、こういうのが入ると新鮮に感じるのよね。その似通った匂いというものは魅力でもあるのだから、それはそれで大事にして欲しいんだけどね。


でもやっぱり、何度も書いてるように、外のプロの視点から見て光一に表現して欲しいと思って作られたものも、ヲタとしては楽しませて貰いたい。この曲しかり、「VR」しかり、光一も気に入ってこのコンにもラインナップしてるんだろうから、今後もこうして外注物もどんどんやって欲しいな。




■二番手スキスキ曲:「Awaken Yourself」

好きだ〜。通常のユルユルなダンスと歌も可愛くて大好きだし、最終日のようなキビキビ歌&ダンスもツボだし。 光一は陰のある曲が多いので、やっぱりこういう明るめの前向きな(?)曲はなるべく多く入れて欲しい。




■スキスキ十八番:「+MILLION but -Love

もうこれは私の中では定番の一押し盛り上がりワクワクソング。一気にテンション上がる。こういうシャウト系って意外と光一上手いのよね。オーラスのWアンコもこれだったけど、気持ちの良い幕切れだったな。




■怒涛のダンス連曲:「Temperamental Fool」〜「Addicted」〜「Virtual Reality

これ最終日はめっちゃ疲れた。ガン観の腕も目も休むヒマ無いんだもん。光一ダンスの頂点に近いもんをこれだけ立て続けに観られるって、物凄い贅沢なんだけどね。
でも、これほどの曲達をダイジェストにして、めまぐるしく終わっちゃうのは勿体無いなー。フルでの良さの3割も味わわない内にハイ次!って追い立てられるんで、楽しんでる最中にガッカリ感が3回も来てしまうのが何とも。


まあこれらは過去にたっぷりメインとしての演出を楽しんだ物だから、色々考えた上での着地点として正解なんだろうけど。でも私の好みとしては、3曲ダイジェストではなく2曲フルくらいに集中して最後まで見せてくれた方が良かったかな。欲を言わせて貰えば、今回の「Falling-2009-」のようにとまではいかなくても、それぞれ何かしら新しいアレンジが加わってれば尚ヨシ。


私そもそもアレンジって大好きなのよね。今回の「スピカ」とか以前の「薄荷」もそうだけど、昔のキンキコンでも良くそういった嬉しい驚きがあったような。光一がほぼ全てプロデュースしてた頃かな。以前の音で耳慣れてる物が、より楽しく素敵にワクワクと生まれ変わってるのって、凄い嬉しい。そういうのは延々10分でもやってて欲しい。そう、「Falling-2009-」はじめそういうハマった演出のものは、一度「もういい加減に勘弁!頭おかしくなりそう」ってくらいに長々しつこくやって欲しいわ。
光一としても、そうやってヲタを驚かせたり予想の裏をかくような事とか、ひとつのイメージを延々しつこく長くやるのって結構好きなんじゃないかと思うんだけどなー。




■正直お休みタイム(小声):「Peaceful 〜 」「月夜〜 」「下弦〜 」

やっぱり何度観てもボーっとしてもうた。(ゴメン光一) 「Peaceful 〜 」は前半なのでまだ何とか頑張れるけど、後半の盛り上がり後に位置する「月夜〜 」「下弦〜 」はどーーーしても集中力が・・・。必死にガン観してても、気付けばコン後の段取りとか食事の内容とかを思い浮かべている自分。双眼鏡外せばもうカンペキ戦線離脱状態。仕方ない。大好きな光一の中にも、いくら頑張ってもさほど好きになれない部分だってあるのだ。(それどころか、正直嫌な部分だってあるという事は、この際伏せておこう・・・)




■密かな萌え曲:「MY WISH」「僕は思う」

光一10代からのヲタとしては、ちょっと気を抜くと涙しそうになったり変な萌えがフラッシュバックしたり、ちょっと危ない曲たち。
「MY WISH」に関しては、いつもは光一の照れ隠しの怒号と変な振り付けに苦笑しつつ、それに反する優しく切ない歌声にウズウズ萌え・・・という、お互い照れる図式を嬉し恥ずかしく楽しんでいたんだけど、オーラスはちょっと予想外。どこからか湧き上がったいつもと違う一言から、ある一部のヲタにはやや緊張の走る展開に(苦笑)。


(★以下、キンキネタ含むので、嫌な人は回れ右★)




この展開になった時、普段ネットを覗いて色々思ったりしてる各派(苦笑)のヲタは、色〜んな思いが交錯したんだろうな〜。私の感じたところでは、会場内では、「キャーやった!今こそ一緒に叫ばねば!!」と「あ、それがあったか。わーい一緒に言おう♪」と「何でもいいから一緒に楽しもう〜」という気分の人が大半だった感じ。それは、正直嬉しかったかな。


キンキは百年戦争と言われる程ヲタ間の抗争(苦笑)が激しかった(今も?)のはネットでは周知の事だけど、いざこうやってコンの会場に来る現実のヲタの殆どは、ごく普通に相手を認めているじゃんと。 片方のコンで例えば相方の名前がタブーになったりするのって、やっぱり不自然だし、大人げ無いし、不便(笑)だと思うもの。もちろん、以前みたく何かにつけて2人が「アイシアッテル」とかキモイ妄想を本人に公然と押し付ける輩は論外だけど。
私はどれなのかと言えば、まあ「あらら〜、そっか。んじゃイイよ、ここは一緒にね」ってくらいな感じ。
一旦始まったコールに全員で同調しろとは言わないけれど、気に入らないならせめて黙ってるか、適度に流せないもんかね。少なくとも光一コンの格を下げるような事はやめてもらいたいんだけど・・・


中にはいきなり青筋立てて「許せん!!ボイコットだ!!」とか「口が裂けても言わないぞ!!」とか、憤怒に燃えてた人も居たわね、明らかに(苦笑)。いや、思うのは勝手よ。自由です。でもそれをコン中に声高に主張して、盛り上がりに水をかけるか?
実際、私の一列前にゴリゴリそっち派の人がいて、会場中のツヨシコールの中、一人で「イヤダー!!」と周りに聞こえるように大声で叫んでたのは、正直見苦しかった・・・(呆)。
「ツヨシ!」をかき消すように「オウジ!オウジ!」と叫び始めた声も聴こえたけど・・・ なんかさあもう、小学生の悪口合戦じゃなんだからさ・・・(萎え)。
光一がどの掛け声にするか悩んでる段階ならともかく、本人が「それ(ツヨシ)でいこ!」と決めた後でも叫び続けるって、ちょっと場がシラケるって。ヲタの「オウジ!」の声が光一に聞こえなければいいななんて思ったの、初めてだよ。


確か、これ終わって何曲か後のMCで、このツヨシコールに触れた時も、どこからか「オウジ!」コールがジワジワ湧いて来たけど、傍目には超意味不明なタイミング。光一が「・・・ハンカチ(オウジ)?」と和ませてくれなければ、まるでツヨシコールへの仕返しのオウジコールみたいになってたかも。う〜へ〜。ああ、恐ろしや。


(★以下、腐ネタも含むので、普通の感覚の人はますます回れ右)



・・・とヲタ批判をしといてアレかもだけど、実は私はこのツヨシコールの中での「MY WISH」の間、昔の感覚が蘇ってとある感慨にふけっていた。
もう遠〜い昔になるかしら。友達が息せき切って「この曲は剛の事を歌ってる!!」と力説してて、私も「うひょ〜!本当だ!!萌えーー!!!」と叫んでいた頃(苦笑)。キンキが自他共に認める「ふたりぼっち」だった頃。コン会場の8割がそういう目線だろう?と思われた、あの頃。
剛コールの中、一生懸命自作の恥ずかしい歌詞を歌う光一を観てて、そんな当時の想いがフラッシュバックしたのは、今や大きな声では言えない、けれども大切な私の思い出。